Introduction Of Financial Business By Nishimura Prod

A4 ワープロ 3ページ以内(厳守、ただし字の大きさ、行数に制約はない)
日本語または英語

提出期限 2009年7月31日(金)正午(12:00) (事務所のレポート提出ボックスへ)

評価の基準
論理性 説得力のある議論を展開しているか。
知識  議論の展開の基礎に正確で豊富な知識が感じられるか。
独自性 自分自身のユニークな主張が含まれているか。 
 単にいろいろな資料を集めただけでなく、自分で考えた独自の見解(私と同じ考えである必要は全くありません)が含まれていることを歓迎します。

テーマ(下記の2問のうち1問を選択すること。設問のどこかの部分に焦点を当てて答えてもよい)

論題1 この20年あまり、アメリカを中心に世界全体において、金融というものの本質・役割・事業のやり方などいろいろな点に大きな変化が見られ、金融は先進諸国の経済発展を牽引してきたように思える。一方、今回のアメリカの金融危機を契機として、このようなgreedな金融のあり方に対する反省の声も聞こえる。この問題の動向を予測し、その中でどのような金融ビジネスの発展が期待できるかについて述べよ。
(留学生は、日本やアメリカでなく、自分の国における問題を中心に論じてもよい。)

参考書
米金融危機が中国を変革する

金融の本質~21世紀型金融革命の羅針盤~

販売完了しました

デュワイト・B・クレイン他著 野村総合研究所 訳
野村総合研究所 発行 2000年3月発刊
本体価格 2,800円 四六判・518ページ
ISBN4-88990-090-X 上製本

"機能的な視点"から金融システムの本質を分析!
 金融システムを制度や機関の統廃合という表層的な側面からではなく、資金決済や資源の移転、リスク配分といった6つの基本機能に焦点をあてその本質を徹底分析。いま金融資本市場で起きている混沌とした変化を見分け、わが国の金融システム全体のみならず個々の金融サービス企業の競争力向上にむけた戦略立案に資する羅針盤を提示。

【主要目次】

第1章 金融環境を分析するための概念的枠組み
 はじめに
 1 グローバル金融システムの変貌と多様性
 2 機能的視点をとる理由
 3 金融システムの諸機能
 4 機能的視点の四つの分析レベル
 5 金融イノベーションのスパイラル
 6 グローバル金融システムの将来
 補論――過去の機能的視点に基づく研究のレビュー

第2章 決済制度とデリバティブ
 はじめに
 1 決済システムのスケッチ
 2 決済システムの中核的な機能
 3 決済システムとデリバティブ――先渡し契約と同等なタイムラグのある決済
 4 現物証券投資の代替手段としてのデリバティブ
 5 現物市場の取引高とデリバティブの取引高の関係
 6 外国為替取引の決済に関する問題
 おわりに――デリバティブと決済システムリスク

第3章 資金プール化の経済学
 はじめに
 1 プール化の複雑さの諸レベル
 2 企業のプール化に対する需要――規模の経済
 3 家計によるプール化需要――効率的な流動性と分散投資
 4 二つの多階層プール化メカニズム――金融仲介機関と金融市場
 5 多角的プール化の限界  まとめ
 補論A――家計の富と企業の資金調達需要(1991年)
 補論B――家計の富と企業の資金調達需要(1924年)

第4章 経済資源の移転
 はじめに
 1 地域金融機関の役割
 2 アメリカにおける住宅モーゲージ市場の発展
 3 大企業向け貸付の市場
 4 中小企業向け貸付
 5 将来展望――中小企業向けローンの証券化は可能か

第5章 リスクの配分
 はじめに
 1 リスクの配分と実体経済
 2 リスク・マネジメントの三形態
 3 企業におけるリスク・マネジメント
 4 政府によるリスク負担
 5 リスク配分機能におけるイノベーションと金融システムの安定性

第6章 資産価格の情報としての役割
 はじめに
 1 イールドカーブに関する歴史的考察
 2 コモディティの先物価格と効率的な保管
 3 資産価格からの情報抽出
 4 ボラティリティとは何か、なぜ重要なのか
 5 インプライド・ボラティリティ
 6 「インプライド・ボラティリティ」対「過去データに基づく推定値」
 7 インプライド・ボラティリティの応用
 8 情報抽出の将来

第7章 金融契約におけるインセンティブ問題
 はじめに
 1 企業の資金調達政策へのインセンティブ問題のインパクト
 2 投資方針への影響
 3 リスク・マネジメント
 4 資金調達、投資、リスク・マネジメントの統合
 まとめ

第8章 金融システムのインフラと公共政策
 1 本書のハイライト
 2 インフラと規制
 3 リスク会計(Risk Accounting)
 4 事例――店頭デリバティブの規制
 5 機能別規制
 6 今後の見通し

要約と結論

論題2 投資銀行(investment bank)は新しい時代の金融を象徴する輝かしいビジネスモデルのように見られていたが、アメリカの金融危機では上位5社すべてが破綻や業態変更を免れなかった。投資銀行というビジネスモデルは今後どのように位置づけられていくのか(アメリカとその他の国では違うのか)。ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーといったグローバルな花形プレーヤーはアメリカ以外の国でも成り立つか。

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