Management And Technology I By Furuda Kenji

授業情報
開講年度 2009年度
科目名 経営と技術 I
学期曜日時限 春期 01:土1時限
担当教員 古田 健二
開講箇所 大学院商学研究科 配当年次 1年以上
科目区分 単位数 2
使用教室 01:11-913(指導室) キャンパス 早稲田
備考
科目キー 3500021121 科目クラスコード 02
シラバス情報
最終更新日時:2009/04/13 09:27
講義概要  多くの分野において、経営環境の急激な変化は、 日本企業の競争力に大きな影響を与えはじめている。日本企業が今後とも継続的に成長するためには、新しい価値を的確に捉え戦略的な発想とイノベーションの推進によって対応するところにしか道はない。そのためには市場の課題を的確に捉え、市場創造型の商品により世界をリードし続けることが重要である。その有力な武器の一つが技術であるが、それ自体では価値を持たない技術を経営価値へ変換する機能がテクノロジーマネジメントである。言い換えると、経営戦略/事業戦略と整合した技術戦略とそれを着実に企業価値へ変換することが今後の日本企業の成長の鍵を握っていると言える。「経営と技術I」においては、単に戦略面にとどまらず技術を企業価値へ変換するテクノロジーマネジメントプロセスにも焦点を当て、企業における研究開発活動を中心とした技術マネジメントの考え方、あり方、具体的進め方全体について考える。具体的にはマクロ、ミクロの幅広い視点から、技術戦略の考え方からテーマ評価などのマネジメントプロセス、経営資源さらには組織などについて、多くの具体例を引用しながら考え方、実際の方策等について考える。業界、専門性などの異なる学生諸氏に、テクノロジーマネジメントは単に技術系の人間の問題ではなく、事務系の人間にとっても重要な問題であり、対応可能な世界であるということを理解していただくことを目指す。
シラバス
(授業計画) 1.オリエンテーション、日本企業とテクノロジーマネジメント
2.テクノロジーマネジメントの全体像
3.経営と技術および研究開発
4.技術評価と技術資源評価
5.経営戦略/事業戦略と技術戦略
6.先端技術開発と事業開発体験談から学ぶ
7.研究開発テーママネジメント
8.研究開発活動におけるヒューマンリソースマネジメント
9.テクノロジーマネジメントとオープンイノベーション
10.研究開発活動におけるマーケティング
11.研究開発活動の価値と生産性
12.新規事業マネジメント
13.新規事業開発体験談から学ぶ
14.課題発表と討論会・前編
15.課題発表と討論会・後編
教科書 第5世代のテクノロジーマネジメント、中央経済社、平成18年3月1日
参考文献 第1回講義にて説明
成績評価方法 授業参加度 ・・・・ 50%
課題討論 ・・・・・ 25%
レポート ・・・・・ 25%

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